Strava
公開日: 2025/06/04
Strava
はじめに
Strava(ストラバ)は、世界中のランナー・サイクリストに愛用されているGPS運動記録アプリ+SNSプラットフォームです。ただ記録するだけでなく、仲間と競ったり、世界中のアスリートとつながったり、走ったルートやパフォーマンスを高度に分析したりできるのが大きな魅力です。
基本情報・概要
Stravaは「記録・分析・共有」を1つのアプリで完結できる万能型プラットフォームです。無料版でも十分な機能が使えますが、有料版(Strava Summit)ではトレーニング分析、セグメント比較、心拍ゾーン管理などプロ仕様の機能も充実しています。
比較・分類・特徴の表形式まとめ
機能カテゴリ | 主な内容 |
---|---|
GPS記録機能 | 距離・時間・ペース・心拍・標高などを自動記録 |
セグメント機能 | 特定ルートでの「タイムアタック&ランキング」表示 |
ソーシャル機能 | フォロー・いいね・コメント・クラブ・チャレンジ |
トレーニング分析 | 心拍ゾーン・負荷スコア・週/月の進捗可視化 |
ルート作成/検索 | 他のユーザーのルートを地図上で閲覧・自分で作成も可能 |
深掘り解説
Stravaの代表的な機能
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セグメント機能
- 例:「代々木公園1周コース」「表参道坂上り」などを区間登録
- 同じ場所を走る人同士で自動的にタイム比較&ランキング化
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フィード&SNS機能
- アクティビティに写真をつけて投稿
- 他ユーザーから「Kudos(いいね)」やコメントがもらえる
- お気に入りのアスリートをフォローして刺激を受けられる
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チャレンジ機能
- 月間累積距離、累積時間、指定ルート走破などのバッジが獲得できる
- 自分の成長を視覚的に記録&モチベ維持
応用・発展的な使い方
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Garmin/Apple Watch/COROS/Zwiftなどと連携:
- 自動で走行データを同期可能。Stravaを“母艦”として使える
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ルートプランニング機能:
- 高低差や距離、交通量を考慮して自分だけのオリジナルコースを作成可能
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グループアクティビティ:
- 他のランナーとバーチャル同時走行 or イベント形式の走行ログ共有ができる
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有料版(Summit)限定機能:
- トレーニング負荷スコア(Relative Effort)
- 心拍ゾーン/ペースゾーン分析
- セグメント通知(リアルタイム)
よくある誤解と注意点
- 無料版でも十分活用可能。ただしセグメントの詳細分析やリアルタイム通知は有料
- プライバシー設定はしっかり確認 → 自宅の周辺ルートは非公開ゾーン設定推奨
- GPS精度は端末によってばらつきあり → スマートウォッチ併用が望ましい
まとめ
Stravaは、走る楽しさを「記録+つながり+成長」で広げてくれるアプリです。個人の目標管理にも、仲間との励まし合いにも、モチベーション維持にも優れた機能が豊富に揃っています。競わずとも、記録し続けることが“自己との対話”につながる――そんな感覚を得られるのがStravaの魅力です。走ることをもっと楽しく、もっと広くつなげたい人におすすめです。