正しいスクワットのフォームと効果を高めるコツ
公開日: 2025/06/04
正しいスクワットのフォームと効果を高めるコツ
はじめに
スクワットは「キング・オブ・トレーニング」と呼ばれるほど、筋トレの中でも基本かつ非常に効果的な種目です。
しかし、間違ったフォームで行うと、膝や腰を痛めたり、効果が半減してしまいます。
本記事では、正しいスクワットのフォームと、トレーニング効果を高めるためのポイントを詳しく解説します。
スクワットの基本的な効果
- 太もも(大腿四頭筋・ハムストリングス)やお尻(大臀筋)を強化
- 体幹・バランス感覚の向上
- 基礎代謝アップ → ダイエットにも効果的
- 運動パフォーマンス全体の底上げ
正しいスクワットのフォーム【5ステップ】
1. 足幅とつま先の位置
- 肩幅よりやや広め - つま先はやや外側に向ける(15〜30度)
2. 姿勢を整える
- 背筋をまっすぐに保ち、胸を張る - 顎を引き、目線は正面またはやや上 - 手は胸の前で組むか、前方に伸ばしてバランスを取る
3. 膝と股関節を同時に曲げていく
- 膝を前に出すのではなく、お尻を後ろに引くイメージ - 太ももが床と平行になるか、膝90度が目安
4. かかと重心をキープ
- つま先ではなく、**かかとで地面を押す** - 膝がつま先より前に出すぎないように注意
5. 戻るときもフォームを崩さずに
- 息を吐きながら、元の姿勢に戻る - 膝を完全に伸ばしきらないことで緊張をキープ
よくあるNGフォームと改善方法
NG動作 | 改善ポイント |
---|---|
膝が内側に入る(ニーイン) | 膝とつま先の向きを一致させる |
背中が丸まる | 骨盤を立てて胸を張る、鏡で確認しながら行う |
つま先重心になる | かかとに意識を置き、足裏全体で支える |
腰を反らせすぎる | お腹を軽く締めて体幹を固定 |
スクワットの効果を高めるコツ
-
テンポに変化をつける:
→ ゆっくり3秒で下ろして1秒で上がるなど、刺激を調整 -
呼吸を意識する:
→ 下げるとき吸い、上がるときに吐くことで力を発揮しやすくなる -
鏡でフォームをチェックする:
→ 自分では気づきにくい癖を修正できる -
ウォームアップを必ず行う:
→ ストレッチや軽い空気椅子で関節をほぐす -
週2〜3回、継続的に取り入れる:
→ 最初は10回 × 2セットからスタートし、慣れたら徐々に回数や重量を増やす
バリエーション(応用編)
- ジャンピングスクワット(瞬発力強化)
- スプリットスクワット(片脚強化・バランス力UP)
- ゴブレットスクワット(ダンベルやケトルベルを持って負荷を加える)
- ワイドスクワット(内ももに効く)
まとめ
スクワットは正しいフォームで行えば、下半身だけでなく全身に効果をもたらす万能トレーニングです。
まずは自体重で丁寧に行い、少しずつ負荷を増やしていくことで、見た目も機能も大きく変わっていきます。
今日から「正しいスクワット」で、理想の身体に近づきましょう!