筋トレ中に起こる停滞期の乗り越え方
公開日: 2025/06/04
筋トレ中に起こる停滞期の乗り越え方
はじめに
筋トレを続けていると、誰もが一度はぶつかるのが「停滞期」。
筋肉の成長が止まったり、扱える重量が伸びなかったりして、やる気を失う原因にもなりがちです。
でも安心してください。停滞期は成長の前兆であり、正しい対処をすれば必ず突破できます。
本記事では、筋トレにおける停滞期の原因とその乗り越え方を具体的に解説します。
停滞期の主なサイン
- 数週間トレーニングしても筋肉の張り・重量が変わらない
- 疲労感が抜けない・やる気が出ない
- 筋肉痛がなくなり、刺激が「効かない」と感じる
- 見た目や体重の変化が停滞する
停滞期が起こる主な原因
✅ 1. 同じメニュー・負荷の繰り返し
- 筋肉が刺激に“慣れて”しまうことで成長が止まる - 毎回同じ重量・回数・種目になっていないかを確認
✅ 2. 栄養・休養の不足
- 筋肉はトレーニング中でなく、**回復中に育つ** - 食事(特にタンパク質)や睡眠が足りていないと超回復が不十分
✅ 3. オーバーワーク(やりすぎ)
- 毎日追い込みすぎることで、疲労が蓄積し逆にパフォーマンスが低下 - 特に睡眠不足やストレスとの複合要因に注意
停滞期を乗り越える7つの方法
1. トレーニングメニューを変える
- 種目を入れ替える(例:スクワット→ブルガリアン) - セット数/回数/インターバルを調整する - フォームやスピードを変えて新しい刺激を与える
2. 重量設定を見直す(漸進性の原則)
- 毎週少しずつ重量や回数を上げる習慣をつける - 「ギリギリ10回できる」くらいの負荷を基準に設定
3. デロード期間(休養週)を取り入れる
- 1〜2週間、**重量やセット数を半分にしてリフレッシュ** - 怪我予防にもなり、長期継続のために効果的
4. 食事の見直し(PFCバランス)
- 十分な**タンパク質(体重×1.5〜2g)** - 適切な炭水化物と脂質も確保(極端な制限はNG)
5. 睡眠とストレス管理を徹底する
- 睡眠:7時間以上+固定リズム - ストレスが高いと、コルチゾールが筋分解を促進してしまう
6. 有酸素運動やストレッチで血流改善
- 軽めのランニング、ウォーキング、ヨガなどで回復力UP - [筋膜リリース](/articles/fascia-release)([フォームローラー](/articles/form-roller))もおすすめ
7. モチベーションを再点火する工夫
- 記録を振り返る、写真で変化を比較する - 筋トレ仲間と刺激を共有する - 新しいウェアやアプリ導入も意外と効果大!
よくある質問(Q&A)
Q. 停滞期はどのくらい続きますか?
→ 数週間〜1ヶ月程度が多いですが、対処しないと長引く可能性もあります。
Q. 停滞中にトレーニングをやめるべき?
→ 継続が大切。ただし強度や内容を見直す「柔軟な変化」は必要です。
Q. サプリで乗り越えられますか?
→ 栄養補助としては有効ですが、根本的な解決にはトレーニングと生活改善が必要です。
まとめ
停滞期は「成長している証拠」であり、誰にでも訪れる自然な現象です。
大事なのは焦らず、刺激・栄養・休養のバランスを見直すこと。
あなたの筋肉は見えないところで進化を続けています。もう一歩、成長を信じて前に進みましょう!