ウォールエンジェルの正しいやり方と姿勢改善への効果
公開日: 2025/06/04
ウォールエンジェルの正しいやり方と姿勢改善への効果
はじめに
猫背や巻き肩、ストレートネックなど、現代人の姿勢悩みを改善するエクササイズとして注目されているのが「ウォールエンジェル」。
道具不要・自宅の壁さえあればできるのに、背中・肩甲骨・体幹にしっかり効く優秀なトレーニングです。
本記事では、正しいやり方と姿勢改善への効果、実施時のポイントを詳しく解説します。
ウォールエンジェルとは?
- 壁に背中をつけた状態で、両腕を上下に動かすエクササイズ
- 背中・肩まわりの筋肉を活性化し、姿勢のリセットや矯正に効果的
- デスクワーク・スマホ疲れ・猫背改善にもおすすめ
主な効果
✅ 姿勢改善(猫背・巻き肩・ストレートネック)
- 肩甲骨周りの筋肉(僧帽筋・菱形筋)を動かすことで肩が自然と開きやすくなる - 背骨〜骨盤までを一直線に保つ意識が身につく
✅ 胸郭の柔軟性向上・呼吸が深くなる
- 胸を開くことで、浅くなりがちな呼吸が改善しリラックス効果も
✅ 背中や肩の筋肉の活性化
- 普段あまり使われない**姿勢保持筋**を刺激し、代謝もUP
ウォールエンジェルの正しいやり方
▶ ステップ1:基本姿勢を作る
1. 壁に背を向けて立ち、かかと・お尻・背中・頭を壁につける 2. 腰の隙間はできるだけなくす(骨盤をやや後傾) 3. 両腕を壁につけたまま、肘を90度に曲げて「W」の形を作る
▶ ステップ2:腕を上下に動かす
4. 肘・手の甲・手首をできるだけ壁につけたまま、ゆっくり腕を上にスライド(「Y」の形) 5. ゆっくり下ろして元の「W」に戻る 6. この動きを**5〜10回 × 2セット**
▶ ポイント
- 腕を無理に壁に押しつけず「できる範囲」でOK - 動作中は呼吸を止めない(吸って→上げる、吐いて→下ろす) - 肩がすくまないように首を長く保つイメージで
よくあるエラーと対処法
よくあるミス | 改善ポイント |
---|---|
腰が反って浮く | お腹に力を入れて骨盤を後傾にする |
肘や手が壁から離れてしまう | 壁との距離を調整 or 可動域を小さくする |
肩に力が入ってしまう | 肩を下げて首を長く保つ意識をもつ |
よくある質問(Q&A)
Q. 毎日やっても大丈夫?
→ はい、OKです。姿勢改善目的なら毎日5分の習慣が理想的です。
Q. 壁に手がつかないんですが…
→ 無理に押しつけなくてOK。少しずつ柔軟性が上がるので、できる範囲で継続しましょう。
Q. 座ってもできますか?
→ 壁に背をつけて座れば応用可能。椅子に座ってのバリエーションも◎
まとめ
ウォールエンジェルは、姿勢を整えるための最小にして最強のエクササイズです。
特にデスクワーカー・スマホ時間が多い方にとって、体の“歪み”をリセットし、スッとした姿勢を取り戻すための習慣になります。
1日数分から、今日からさっそく始めてみましょう!