リバースプランクで姿勢と背中を同時に鍛える
公開日: 2025/06/04
リバースプランクで姿勢と背中を同時に鍛える
はじめに
リバースプランク(Reverse Plank)は、一般的なフロントプランクとは逆の姿勢で行うエクササイズです。主に背中・お尻・ハムストリングスを鍛えながら、姿勢改善や肩回りのストレッチ効果も得られる多機能な体幹トレーニングです。
基本情報・概要
リバースプランクは、体の前側ではなく後面(背面)を意識的に使うことで、猫背や巻き肩などの姿勢不良の改善をサポートします。フロントプランクよりも背中側の筋肉や柔軟性が求められるため、慣れていない人にはやや難易度が高く感じられるかもしれません。
比較・分類・特徴の表形式まとめ
項目 | 内容 |
---|---|
主に鍛える部位 | 僧帽筋、広背筋、大臀筋、ハムストリングス、体幹 |
難易度 | 初中級者向け(肩・背中・体幹の柔軟性と筋力が必要) |
姿勢改善効果 | 高い。肩甲骨周辺と体幹の安定性にアプローチ |
必要な道具 | 不要(マット推奨) |
深掘り解説
リバースプランクのやり方
- 足を伸ばして床に座る
- 両手を肩の真下に置き、指先をつま先方向に向ける
- お尻を持ち上げ、かかとから頭まで一直線に保つ
- 目線は天井または前方に向け、首を無理に後ろへ倒さない
- この姿勢を20〜30秒キープ(慣れてきたら1分)
ポイント:
- 肩をすくめないように、肩甲骨を寄せて胸を張る
- お尻が下がらないよう、体幹をしっかり意識する
- 手首に負担がかかる場合は、肘をつく「リバースエルボープランク」でもOK
応用・発展的な使い方
- 片脚リバースプランク:
- 片脚を浮かせることでバランス力と筋力がさらに求められる
- ダイナミックリバースプランク:
- お尻を上下に動かして繰り返すことでお尻やハムストリングスに刺激を加える
- リバーステーブルトップ(膝を曲げたバージョン):
- 初心者向け。腕と足の負荷が分散されるのでやりやすい
よくある誤解と注意点
- 手首が痛くなる場合は、指の方向を外側や後方に調整してみる
- 肩が上がってしまうと首や肩を痛めやすいため、肩を落として安定させることが重要
- 反り腰のように見える姿勢になりがちなので、お腹にも軽く力を入れる
- 顎を上げすぎると首が詰まりやすいので、首は自然なポジションを保つ
まとめ
リバースプランクは、背中・お尻・ハムストリングスといった身体の後面を集中的に鍛えることで、姿勢改善に非常に有効なトレーニングです。特に現代人に多い猫背やデスクワークによる肩こりの予防にも役立ちます。シンプルな動作ながら効果は高いため、ぜひ日々のトレーニングに取り入れてみてください。