筋トレにおける分割法とは?初心者向け解説
公開日: 2025/06/04
筋トレにおける分割法とは?初心者向け解説
はじめに
「毎日全身を鍛えるのはきつい」「筋肉痛がある日は何をやればいい?」
そんな悩みを解決するのが、**筋トレの分割法(スプリットルーティン)**です。
効率的にトレーニングを継続し、筋肥大や疲労管理に効果的なこの方法を、初心者向けにわかりやすく解説します。
分割法とは?
分割法とは、筋トレする部位を日ごとに分けるトレーニングスタイルのことです。
例:月曜は胸、火曜は背中、水曜は脚…のように、1日に1〜2部位を集中して鍛える構成です。
なぜ分けるのか?
- 同じ部位を連日鍛えると回復が追いつかず、筋肥大しにくい
- 毎回全身を鍛えるよりも集中して追い込める
- 筋肉痛が残っていても、他の部位を鍛えられるので継続しやすい
初心者におすすめの分割パターン
▶ 週2回トレーニング(全身法)
- 月曜:全身(スクワット、ベンチプレス、ラットプルダウンなど) - 木曜:全身(同上 or 種目を変えて) → まだ習慣がない人や、筋肉痛が出やすい人向け
▶ 週3回トレーニング(上半身・下半身)
- 月曜:上半身(胸・背中・腕) - 水曜:下半身(脚・お尻) - 金曜:体幹+苦手部位(腹筋・肩など) → 時間が取れる週3習慣向け、バランスよく鍛えられる
▶ 週4回トレーニング(2分割)
- 月・木:上半身(プッシュ系+プル系) - 火・金:下半身+腹筋 → 筋肥大を意識した中級者への入り口にも
よくある分割パターン例(参考)
分割数 | 内容例 | 特徴 |
---|---|---|
1分割 | 全身(週2〜3) | 初心者向け・習慣化しやすい |
2分割 | 上半身/下半身 | バランス型・中級者向け |
3分割 | 胸・肩/背中/脚 | ボディメイクを意識した構成 |
4分割 | 胸/背中/脚/腕・肩 | 筋肥大特化・回復と集中を両立 |
5分割〜 | 部位ごと完全分割(例:月=胸、火=背中…) | 上級者・大会志向者向け |
分割法を成功させるポイント
- 同じ部位は48〜72時間は空ける:超回復の時間を確保
- 種目数は多すぎず、集中できる範囲に:1部位2〜4種目程度
- 記録をつける:どの部位をいつ鍛えたか把握する
- 休養もスケジュールに含める:週1〜2日は完全休養日を
よくある質問(Q&A)
Q. 初心者でも分割法を使った方がいい?
→ 週3回以上トレーニングできる人にはおすすめ。週1〜2回なら全身法が効率的。
Q. 筋肉痛が残ってる部位は飛ばしていい?
→ はい。筋肉痛がある部位は休ませて、別の部位を鍛えましょう。
まとめ
分割法は、筋トレを効率よく・継続的に行うための賢いやり方です。
自分の生活スタイルや目的、回復力に合わせてスケジュールを組むことで、無理なく成果を出すことができます。
今日から「何をやるか」だけでなく「いつ、どの部位をやるか」も意識してみましょう!