ヨガマットの選び方
公開日: 2025/06/05
ヨガマットの選び方
はじめに
「ヨガを始めたいけど、どんなマットを選べばいいかわからない」——そんな悩みは、ヨガ初心者によくあるもの。実は、マット選びはポーズの安定性や継続のしやすさに大きく関わります。素材・厚み・サイズ・用途などを理解して、自分にぴったりの1枚を見つけましょう。
基本情報・概要
ヨガマットは、ヨガのポーズ中に滑りを防ぎ、衝撃を吸収し、集中力を高めるための“土台”となるアイテムです。以下のような要素で選ぶと失敗が少なくなります:
- 厚み(クッション性)
- 素材(グリップ性・耐久性・匂い)
- サイズ(長さ・幅)
- 使用シーン(自宅/スタジオ/旅行)
「自分のヨガスタイル × 環境 × 継続性」がマット選びの鍵になります。
比較・分類・特徴の表形式まとめ
項目 | 内容 |
---|---|
厚さ | 3mm(安定性重視)/5〜6mm(バランス型)/8mm以上(クッション性重視) |
素材 | PVC(安価・耐久性◎)/TPE(軽くて環境配慮)/天然ゴム(高グリップ・重め) |
サイズ | 標準は約173×61cm/身長が高い人は180cm以上が快適 |
重さ | 軽量タイプ(1kg未満)は持ち運び◎/3kg以上は安定性◎だが重い |
価格帯 | 入門用1,000円台〜プロ用1〜2万円以上まで幅広い |
選び方のポイントは「滑らない × 痛くない × 持ち運びやすい」の3条件です。
深掘り解説
`厚み別の特徴とおすすめ用途`:
-
3〜4mm(薄め)
安定性◎。バランス系・立位ポーズ多めの人におすすめ。持ち運びやすさも〇。 -
5〜6mm(標準)
クッション性と安定性のバランスが良く、初心者にも最適。オールラウンド。 -
7〜10mm(厚め)
膝や腰が気になる人、リストラティブヨガや寝ポーズが多い人に最適。ただし立位が不安定になることも。
`素材別の特徴`:
-
PVC(ポリ塩化ビニル)
コスパ◎、耐久性もあるが、重くてやや滑りやすいタイプも。ニオイが気になる場合あり。 -
TPE(熱可塑性エラストマー)
軽量・滑りにくく、初心者に人気。柔らかく摩耗しやすいのがデメリット。 -
天然ゴム
抜群のグリップ性とエコ性能。汗をかく人や上級者向き。重さと価格がネック。
応用・発展的な使い方
- `外ヨガ・旅行用`:折りたためる「トラベルマット」や、軽量TPEタイプがおすすめ
- `自宅用+スタジオ用の使い分け`:軽量モデルと高グリップモデルを使い分けると◎
- `滑り対策`:タオルを上に敷く、グリップ力の高いヨガソックスを併用するなどの工夫も有効
よくある誤解と注意点
- 「厚い=良い」は誤解 → 厚すぎるとバランスを崩しやすい
- 「安いマットで十分?」 → 滑りやすさや耐久性に注意。1000円マットで逆に体を痛める例も
- 「デザインだけで選んでしまった」 → グリップ・滑り・サイズ感は必ず確認!
まとめ
ヨガマットは、あなたの“ヨガ習慣を支えるパートナー”。価格や見た目だけで選ぶのではなく、「あなたの身体・生活・目的」に合ったものを選ぶことで、ヨガの時間がもっと快適で楽しくなります。まずは、自宅で1枚から。自分だけの“マットとの時間”を育ててみましょう。