クラウドストレージ
公開日: 2025/06/02
クラウドストレージとは?種類と特徴、選び方のポイント
はじめに
クラウドストレージは、インターネット経由でデータを保存・管理できるサービスで、
物理的なストレージ機器を持たずに大容量のデータを柔軟に扱えるのが特徴です。
バックアップやデータ共有、災害対策など様々な用途で活用されています。
この記事ではクラウドストレージの基本概念や主な種類、選び方のポイントをわかりやすく解説します。
クラウドストレージの基本概念
クラウドストレージは、データをクラウド上のサーバーに保存し、
必要な時にどこからでもアクセス可能な仕組みです。
利用者はインフラ管理を意識せずに、スケーラブルなストレージを利用できます。
主なクラウドストレージの種類
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オブジェクトストレージ
大量の非構造化データ(画像、動画、ログなど)に適しており、拡張性が高い。
代表例:Amazon S3、Google Cloud Storage -
ブロックストレージ
高速な読み書きが可能で、データベースや仮想マシンのディスクとして利用される。
代表例:Amazon EBS、Azure Managed Disks -
ファイルストレージ
ネットワーク共有ドライブのようにファイル単位でアクセス可能。
代表例:Amazon EFS、Azure Files
クラウドストレージの特徴とメリット
- スケーラビリティ:必要に応じて容量を柔軟に増減可能
- 高い可用性と耐障害性
- バックアップ・リカバリーが容易
- 複数ユーザー間のデータ共有とコラボレーション支援
- コスト効率が良い従量課金制
選び方のポイント
- 利用目的とデータの種類に合わせてストレージタイプを選択
- アクセス速度やレイテンシ要件の確認
- セキュリティとコンプライアンス対応状況の確認
- 料金体系とコスト予測の把握
- データ移行や連携の容易さ
まとめ
クラウドストレージは多様な用途に対応できる柔軟なデータ保存ソリューションです。
適切な種類とサービスを選び、効率的なデータ管理と活用を目指しましょう。
今後も増え続けるデータ量に対応するため、クラウドストレージの理解は不可欠です。