レコーディングダイエット
公開日: 2025/06/05
レコーディングダイエット:書くだけで痩せる“意識改革の第一歩”
はじめに
「何をどれだけ食べたか、覚えてない」「いつも“なんとなく”で食べてしまう」——そんな人におすすめなのが、レコーディングダイエット。
食べたものを記録するだけで痩せる、シンプルで継続しやすいダイエット法です。
この記事では、レコーディングダイエットの効果、実践法、継続のコツをわかりやすく解説します。
基本情報・概要
レコーディングダイエットとは、毎日の食事・体重・行動を“記録する”だけで痩せることを目的とした減量法です。
「書くことで可視化し、行動の振り返りができる」ことが最大の特徴で、
カロリー制限や運動を強制せず、“気づき”による行動変容を促す手法です。
開発者:岡田斗司夫氏(著書『いつまでもデブと思うなよ』)によって広まりました。
比較・分類・特徴の表形式まとめ
記録対象 | 主な効果 | 難易度・続けやすさ |
---|---|---|
食事の内容と時間 | 摂取量の可視化/無意識の間食を減らす | ○(簡単) |
摂取カロリー | 客観的に見直し/PFCの調整に役立つ | △(計算がやや手間) |
体重・体脂肪率 | 変化の記録/モチベーション維持 | ◎(数字で見える) |
気分・ストレス状態 | 過食のトリガー可視化/メンタルとの関係把握 | △(主観的になりがち) |
写真記録 | 見た目の変化確認/SNS共有などにも活用可能 | ◎(視覚的に効果大) |
深掘り解説
`なぜ“書くだけで痩せる”のか?`:
- 記録=客観視:「これ食べ過ぎたな」「昨日は間食が多かった」と気づける
- “自己観察”が抑止力に:「後で書くからやめとこう」と思える
- 習慣化→ルーティン化:「書くこと」が「気をつけること」に変化する
- 見える化でモチベーション維持:「数字」「グラフ」「写真」で成長が実感できる
`記録例(手帳/アプリどちらでもOK)`:
- 朝:トースト1枚、目玉焼き、ブラックコーヒー(8:30)
- 昼:サラダチキン、玄米おにぎり1個、味噌汁(12:15)
- 間食:カカオ72%チョコ2枚、ナッツ10粒(16:00)
- 夜:豆腐ハンバーグ、野菜スープ、ヨーグルト(19:30)
- 体重:64.2kg(朝)
- メモ:仕事の合間に甘いものを欲しがる傾向あり
応用・発展的な使い方
- `PFCバランス記録`:たんぱく質・脂質・炭水化物の比率を意識する
- `歩数・睡眠・水分量との連動`:ライフログ全体の調整に発展可能
- `アプリで自動記録+グラフ化`:あすけん/MyFitnessPal/Fitbit連携など
- `SNSや家族と共有`:習慣化しやすく、継続モチベが上がる
よくある誤解と注意点
- 「記録するだけで痩せるわけがない」→ 記録=意識=行動の変化が目的
- 「完璧に書けないと意味がない」→ ゆるくても継続することが一番大事
- 「書いても見返さない」→ 見返すことで“思考”→“選択”が変わる
まとめ
レコーディングダイエットは、「制限」ではなく「気づき」で変える方法。
誰でもすぐに始められて、体重だけでなく“習慣”そのものを変える力を持っています。
今日からまずは、「食べたものを1日3回メモする」ところからスタートしてみましょう。